海と田んぼPROJECT スシロー

Project No.8 千葉と茨城の田んぼ

スシローのお米を、さらに全国各地で。

< 千葉県・茨城県など 2015年5月 >

  • 農業のプロが集まる千葉「百姓王」のメンバー。

  • 豊﨑も新車の田植機を乗りこなして快調に。

  • 田植えを待つ苗の中に、こっそりと青ガエルが。

  • 茨城で生産者の高野さんから「ふくまる」について伺う。

  • 広さに圧倒される、田植えが終わったばかりの茨城の田んぼ。

昨年比約3倍の生産を、スシローのお米として

この「海と田んぼPROJECT」の第1回目でご紹介した、スシローのためのお米をつくっていただくプロジェクト。今年は、昨年と比べて約3倍の収量を予定するほどに規模が拡大しています。これは、スシロー全体の年間消費量の約1/10に相当します。

そのため、昨年訪ねた滋賀県はもちろんのこと、千葉県、茨城県、兵庫県、熊本県など、スシローのお米づくりのネットワークをさらに広げています。もちろん、まだ試験段階の地域もありますが、その土地の気候や土壌に適した品種を厳選し、すしに合う安心・安全の米づくりに、各地の生産者の方々が日々努力させています。

田植えのシーズンを迎えた5月、取締役最高顧問の豊﨑賢一と関東地区の主要な生産地である千葉と茨城の田んぼを訪ねました。

地域の農業活性に挑むプロ集団が生産に

千葉県は、8月中旬から新米を届けることができる関東一の早場米の産地として知られています。都心からもそれほど遠くない房総の地にゆったりと広がる田んぼが、水をたたえてきれいに輝いています。

そこへ最新鋭の田植機に乗って颯爽と現れたのは、生産者のひとり、森田泰彰さん。地域で農業に取り組んでいる16名のメンバーと発足した農業生産法人「百姓王」の代表を務めています。お揃いのウエアの格好良さはもちろん、耕作放棄地の再生や稲刈り取り受託など、地域農業の維持に貢献する取り組みでも注目されています。「ふだんはメンバー各々が農業のプロとしていろいろなことをやっています。そして、ひとりではできないことに対して、仲間と知恵を出し合い協力しながら取り組んでいます」(森田さん)。地域の農業をもっと元気にしたいという熱い志が伝わってきます。

届く先がわかるのは、農家にとって醍醐味

早速、豊﨑も田植えに挑戦。苗の小さな緑が、瞬く間に田んぼに広がっていきます。植えたのは、千葉県の独自品種「ふさこがね」。冷夏など気象の変動に強く、丈は低めで風にも倒れにくい性質を備えています。また、お米の粒が大きく、ふっくらとした炊きあがりが特徴。料理人の方からも高い評価をいただいています。

「今回、スシローのお米になるというのでとても楽しみにしています。つくったお米を味わってもらうお客様がわかるというのは、農家にとってはいちばんの醍醐味ですよ。評判がよかったら最高ですね」と森田さん。「ふさこがね」という名前の通り、房総に黄金の稲穂が揺れる8月の収穫が待ち遠しいです。

すしに合う品種を、苗づくりから丹精込めて

次に向かった茨城は、関東一の米どころの名にふさわしく田んぼがどこまでも広がっています。利根川、久慈川、那珂川などの豊かな水の恵みが、広々とした水田地帯を潤します。ご協力いただいている田んぼのあちこちに「スシローのお米を育てていただいています」と書かれた赤いのぼり旗が。地元の市議会の話題に上るほどに関心をお寄せいただいているそうです。

植えられたばかりの稲は、「ふくまる」という茨城県の奨励品種。大粒で炊きあがりがふくよかで美しく、冷めてもおいしいところが、すしにもぴったりです。また、異常気象などの影響を受けにくく品質が安定している点も大きな魅力です。種子消毒に農薬を使用しない温湯消毒を採用するなど、環境にも配慮した安心・安全の稲作に積極的に取り組んでいます。

春先のまだ寒い頃、種を仕入れハウスで苗づくりから始めるという生産者のひとり、高野智光さん。「この時期は、ハウスで苗を育てながら田んぼで田植えもしなくてはならないので忙しいです」。作付面積が広く、ほかの品種もあるので、田植えだけで相当の日数がかかるのだそうです。「ようやく田植えが終わりしばらく経って、青々とした田んぼを眺める時がいちばんうれしいですね」。近くにあるスシローの店舗にもよく出かけるという高野さん。「今回はつくり甲斐があります。どこでどんなふうに食べてくれるかわかるんですから」。

収穫時に「夏休み すし育プロジェクト」を開催!

雨風などに負けることなく、無事に実りの季節を迎えますように――。祈るような気持ちで田んぼを後にした豊﨑が今回、収穫時に向けて特別イベントを企画しました。「昨年、第1回目の滋賀の田んぼでは、私自身が収穫までお手伝いしてご紹介しました。ぜひ今回は、このスシローの自信のお米を、実際にお客様にもご覧になっていただきたいと思います。そこで、8月に『食育』ならぬ『夏休み すし育プロジェクト』と題したイベントを企画しました。ご家族連れの方々をご招待して、私といっしょに稲刈りを。豊かな恵みをともに味わいましょう」。

このイベントへの参加募集の詳細は、東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城にお住まいのスシローメルマガ会員様へ、8月上旬にお知らせする予定です。関東地区以外の皆様にも、今後こうしたイベントを企画していく予定ですのでお楽しみに!

  • 豊﨑賢一は2016年2月1日より、株式会社スシローグローバルホールディングス 取締役に就任